東京都動物愛護相談センター(本所)からミニチュア・ダックスフンドの若い男の子を引きだしました。 本来なら美しかったであろうロングの被毛は汚れ、からまり、毛玉がいっぱいで、異臭を放っていました。 とても怖がりでした。人に怯えているようでした。
ところが、シャンプーとトリミングによって、この子の本来の美しさが姿をあらわしたのと同様、いったん相手を信頼すると、もともと持っていた素晴らしい性質が外にあらわれ出ました。 外向的で遊び好き、子犬の純真さを持ち、甘えっ子ですが、まったくワガママではありません。 いかにもダックスらしい手放しの無邪気な愛情表現には、ほとんど抗いがたいものがあります。
公園で遊んでもらった年長のダックス2頭とその飼い主さんと別れた後、後追いせんばかり一心にその後ろ姿を見やっているのには、ホロリとさせられました。ほどなく募集を開始します。(C)
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2012年03月25日(日)
No.403
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